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JTマニュアル1
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1996-03-04
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21KB
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635 lines
JoyfulTime マニュアルその1
[■はじめに]
JoyfulTime は,なるべく簡単な操作でストレスなく使えるようなインターフェースを備えたつもりです.このマニュアルの1章〜7章で,導入から実際の使い方を簡単に説明しますので,実際に操作しながら憶えていって下さい.
1章〜7章までが「JTマニュアルその1」で,それ以降は「JTマニュアルその2」に書いています.
1章-最初の起動
2章-住所録
3章-スケジュール表
4章-カレンダー
5章-確認表
6章-メモ帳
7章-データの保存
8章-環境設定
9章-データ保護機能
10章-ウィンドウとダイアログ
11章-データリンク
12章-未処理用件一覧表の表示
13章-ファイル操作
14章-印刷
15章-項目の最大長と制限事項
16章-アンインストール
17章-JoyQuickについて
18章-Q&A
1章〜7章では全部の機能を説明していません.1章〜7章で説明できなかったことは,8章以降で説明します.
簡単なトラブル対応を18章にQ&A形式で説明しています.
[■1章-最初の起動]
この文章が読めているということは,既に解凍の処理が済んでいますから,ハードディスクに必要なファイルが全て解凍済みであることを前提に説明します.
§起動
JoyfulTimeをダブルクリックして起動させます.
§レジストレーション
起動して上記のダイアログが表示されたら,使用者の氏名とIDを入力して下さい.
試用モードで利用する場合は,上記ダイアログでキャンセルを選んで下さい.
ユーザー登録が正しく終わると,ユーザー登録完了のダイアログを表示します.この登録完了のダイアログは1度しか表示しません.
§ファイルの選択
一番最初の起動では,ファイルの選択ダイアログを表示します.
JoyfulTime のパッケージには,テストデータも含まれています.テストデータのファイル名は,「jt.data」となっているファイルです.とりあえずはこれを選択し先に進みます.
もし直接新しいファイルを作りたいなら,キャンセルを選んで下さい.新規扱いで処理をします.この場合は,終了又は保存をするときに,保存ファイル名を入力するように指示があります.
次回の起動からは,前回に保存したファイルを自動選択して起動します.
(レジストレーションが完了している場合のみ)
※
ここまでで JoyfulTime が起動され,下記のアイコンが並んだメニューパッドが表示されれば無事起動完了です.実際は縦に表示します.
ユーザー登録で登録IDを入力したにもかかわらず,試用モードになってしまった場合は,ファイルメニューから「終了」を選んで,「§起動」からやり直して下さい.
※
起動時に常に開きたいウィンドウを環境設定で指定できます.詳しくは「8章-環境設定」の「§初期表示」を参照下さい.
[■2章-住所録]
メニューパッドから住所録アイコンをクリックするか,ウィンドウから「住所録」を選ぶと,下記の住所録ウィンドウを表示します.
§住所録データの入力
入力アイコンクリックで,住所録入力ダイアログを表示します.
各項目を入力し,更新または新規ボタンでデータを登録します.一番最初の入力は更新ボタンは押せなくなってます.
住所録ウィンドウで表示していたデータをダイアログに設定して表示します.これは同じ会社の名刺を連続して入力する場合に便利なようになっています.全く新規に入力したい場合は,クリアボタンを押して下さい.
ソートキーになっている項目は,更新で変更できません.もし変更したい場合は一旦新規で登録して旧データを削除して下さい.ソートキーは住所録ウィンドウの項目で色を変えて表示しています.
本日ボタンは登録日を本日にする場合にクリックします.登録日は省略(空白)しても本日を自動的に設定します.
ロックデータを入力する場合は,予め「鍵を外す」でロックを解除した状態でないと,ロックの設定はできません.ロックデータについては,まとめて「9章-データ保護機能」で説明しています.
§住所録データの削除
ごみ箱アイコンクリックで,現在表示中のデータを削除します.削除すると住所録ウィンドウに下記のマークが付きます.
削除した直後なら,もう一度入力アイコンで更新することによって削除の取り消しができます.他のデータへ移動してしまうと削除の取り消しは出来なくなります.
§表示データの移動
表示移動アイコンクリックで設定のソートキー順にデータを移動します.検索条件を設定している場合は,検索条件に合ったデータのみの移動になります.指定方向に対象データが無い場合はシステムビープを鳴らします(表示データはそのままです).
全データを対象に移動したい場合は,検索メニューから「検索解除」を選んで下さい.検索条件設定中は,下記の検索設定中アイコンを表示しています.
検索メニューにも,データ移動のため「次を検索」と「前を検索」があります.
§検索条件の設定
検索アイコンクリックで,検索設定ダイアログを表示します.
検索文字を入力します.
検索文字は,8個まで,ヒストリを記憶します.検索文字入力の右にある▼をクリックすると過去の検索文字をポップアップから選べます.
ヒストリはアプリケーション終了まで有効ですが,一旦終了するとクリアします.8件以降は古い物から消えていきます.このヒストリはメモの検索と共有しています.
高速検索をチェックすると,インデックス部分(氏名カナ,氏名漢字,会社名)のみを検索します.チェックを外すと全ての項目を対象にしますが,動作は遅くなります.
分類をチェックすると,チェックした分類に合致するデータを対象にします.この設定は検索文字とのAND条件で検索します.
§一覧表の表示
一覧アイコンクリックで,住所録一覧表ダイアログを表示します.
一覧部分をクリックすると,住所録ウィンドウに対象データを表示します.
検索条件を設定している場合は,表示するデータは検索対象になったデータのみとなります.
§データのソート
ソートアイコンクリックで,ソートダイアログを表示します.
氏名漢字,氏名カナ,会社名を選択してソートできます.ソート時に入力データがファイルに保存されていない場合は,ソート処理前に保存処理を行うかどうかダイアログで確認します.ソートするには一旦保存処理を行って下さい.
氏名漢字,会社名でソートを行った場合,音訓の区別はありません.漢字コードの小さい順にソートします.
§電話のかけ方
電話アイコンクリックで,電話ダイアログを表示します.
※
モデムボタンでモデムから電話を掛ける場合は,予め環境設定でモデムの設定を行って下さい.環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
・電話を掛ける
掛けたい電話番号をラジオボタンで指定します.モデムボタンを押して,モデムからコール音が聞こえたら確認アラートのOKボタンを押して下さい.もし確認でOKを押すと接続も切れてしまうようでしたら,会話が終わるまでそのままにしておいて下さい.
ビジネスフォン等を利用している場合は,環境設定のモデム設定で,ATコマンドを設定でうまく繋がる場合もありますが,モデムからのトーンを受け付けないタイプだと,この電話機能は使えません.
パワーブック等の内蔵モデムの場合,一部のモデムではうまく繋がるようですが,繋がらないケースもあるようです.(VisitingCard2 v1.7 での確認)
・トーン音を出して電話を掛ける
トーンボタンを押すと,Macのスピーカーからトーン音を出力します.プッシュ式電話かトーン音を検出できる電話の場合は,この音を受話器の通話口で鳴らすと電話が掛かります.
アップル純正のスピーカー等で,省エネモードで動くアンプを内蔵しているスピーカーは,トーン音のようなパルス音の場合は音の先頭部分がカットされるので,正しく電話が掛けられません.また電話によってもうまく音をピックアップ出来ない場合もあるようです.
※
電話を掛ける何れの機能も,全ての機器構成でテストすることは不可能です.環境(Mac,モデム,電話機)によってはこの電話を掛ける機能は利用できないかも知れません.
[■3章-スケジュール表]
メニューパッドからスケジュールアイコンをクリックするか,ウィンドウから「スケジュール表」を選ぶと,下記のスケジュールウィンドウを表示します.
§スケジュールデータの入力
スケジュールを入力したい日付に表示移動アイコンで移動します.
下記の新スケジュール入力アイコンを,スケジュールしたい時間のあたりにドラッグドロップして下さい.だいたいの場所にドロップしても後で左右にスライドして時間は調整できます.
ドロップする部分は全部で5ライン分あります.どの行が何というような意味は有りません.好きな位置スケジュールをドロップして下さい.ただしドロップ後は上下の移動は出来ません.上下に移動したい場合は削除してコピーして下さい.スケジュール区分によって,だいたいのラインを決めて利用した方が,週,月,年のスケジュールを別の日に登録した場合でも重ならないので分かり易いと思います.
ドロップが完了すると,スケジュール設定ダイアログを表示します.このダイアログは設定するスケジュール区分によって入力項目が異なります.最初の表示は「一度だけ」になっています.
同じ日で重複しているスケジュールは,スケジュールウィンドウの時間表示部分に赤いラインで表示します.
スケジュールはスケジュールの種類によって色分けしています.
・共通の入力項目
共通の入力項目は「内容」「リマインド」「休日に設定」の3っつです.リマインドはリマインドをしたい場合に設定します.休日に設定は,カレンダーに休日として表示します.
リマインドスケジュールは,別プログラムの JoyQuick で通知します.JTマニュアル2の「17章-JoyQuickについて」で説明します.
入力したスケジュールや休日は,下記のようなマークでカレンダーに表示します.
ロックデータを入力する場合は,予め「鍵を外す」でロックを解除した状態でないと,ロックの設定はできません.ロックデータについては,まとめて「9章-データ保護機能」で説明しています.
・一度だけのスケジュール入力項目
1日のみのスケジュールを登録します.
・週間のスケジュール入力項目
毎週のスケジュールを登録します.
対象のとなる週を,第1週〜第5週で選択します.初期設定は全部の週が対象になっています.
有効期間を開始年月日〜終了年月日で指定できます.開始を省略すると「〜年月日」,終了を省略すると「年月日〜」と解釈します.両方省略すると有効期間が無く永続的となります.
有効期間の日付は必ずyyyy.mm.ddの形式で入力します.例えば1996年1月1日の場合は,「1996.01.01」のように月と日も2桁で入力して下さい.
・月間のスケジュール入力項目
毎月のスケジュールを登録します.
対象の日にちが休日の場合に,前日か次の日に振り替える事が出来ます.初期設定では日付優先になっているので,休日の振り替えは行いません.
休日とは,日曜日と土曜日と祭日です.土曜日は環境設定の「月間スケジュールで休日振替に土曜日を含む」のチェックを外すと,休日の対象から外すことが出来ます.環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
休日振り替えで,休日が連続している場合は,それぞれ前後に休日以外の日にちを探して振り替えます.
設定日が月末の場合は,月末に設定できます.月末に指定すると,何月でも常に末日に指定します.この月末指定は,前述の休日振り替えと併せて利用することが出来ます.
有効期間を開始年月日〜終了年月日で指定できます.
・年間のスケジュール入力項目
年間のスケジュールを登録します.
有効期間を開始年月日〜終了年月日で指定できます.
・連日のスケジュール入力項目
連続した日にちのスケジュールを登録します.
連日の日数を1〜99日で指定します.
§入力完了したスケジュールの変更
登録したスケジュールは,連日以外は全て1時間のスケジュールになっています.連日は7時間のスケジュールになります.連日の開始時間は,環境設定で設定してあるスケジュールの初期表示の開始時間になります.連日の場合は終日になるような概念なのですが,便宜上時間を設定しています.
スケジュールの移動をする場合は,スケジュールの真ん中あたりをクリックして左右にドラッグして下さい.カーソルが握り拳カーソルになります.
スケジュールを選択している状態で,コントロールキーを押しながら左右の矢印キーを押すと,スケジュールが5分単位で微調整できます.
スケジュールの開始時間,終了時間の変更は,スケジュール左右端の部分をクリックしてドラッグします.カーソルが指さしカーソルになり,時間を前後に延ばしたり縮めたり出来ます.
スケジュールの移動とスケジュールの開始時間の時間移動幅を,環境設定の「時間移動幅」で「5分,10分,15分,20分,30分」の中から選択できます.スケジュール終了時間は環境設定の「時間移動幅」に関係無く,5分単位で調整出来ます.
環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
時間以外の設定を変更する場合は,スケジュールをダブルクリックして下さい.入力時と同じスケジュール入力ダイアログを表示するので,変更箇所を修正して下さい.
月間スケジュールで,休日振り替えの設定により振り替えられてるスケジュールは,振り替えている日にちでは修正出来ません(マウスクリックを受け付けません).これは更新時に日にちが特定できないからです.振り替えられてるスケジュールは,振り替えられていない月で修正して下さい.
連日のスケジュールは,連日の初日でしか修正できません.その他の連日対象日ではマウスクリックを受け付けません.
§スケジュールデータのコピー
編集メニューのコピーで現在選択中のデータをコピー出来ます.コピーすると,スケジュールウィンドウにコピースケジュールアイコンを表示します.選択中のスケジュールは,左右に2本線が入っているスケジュールです.
コピースケジュールアイコンをドラッグドロップするとスケジュールをコピー出来ます.コピーされたスケジュールは,スケジュール区分によって次のような設定になります.
・週間スケジュールの場合は,そのペーストした週は設定週になります.
・月間スケジュールで休日振り替えを設定している場合は,日付優先に設定します.
・月間スケジュールで月末指定されているのに月末でない場合は,月末のチェックを外します.
コピースケジュールアイコンは日付を移動しても有効ですが,一度使うと消えます.またウィンドウを閉じてしまうとコピースケジュールアイコンは無効になります.
リンク情報はコピーでは継承しません.ただし削除した場合のコピースケジュールアイコンは,ペースト先にリンク情報を引き継ぎます.
リンクにについての詳細は「11章-データリンク」を参照して下さい.
§スケジュールデータの削除
ごみ箱アイコンクリックで,現在選択中のデータを削除します.削除した場合も,スケジュールデータのコピーと同じコピースケジュールアイコンを表示します.間違えて削除した場合などは,このコピースケジュールアイコンをドラッグドロップして下さい.
§表示データの移動
・日付の移動
表示移動アイコンクリックで日付を移動出来ます.シフトを押しながらクリックすると,1週間単位で移動します.本日アイコンクリックで本日に移動します.
検索メニューにも,データ移動のため「次の日」と「前の日」があります.
・時間の移動
スケジュールウィンドウのスクロールバーで表示する時間を左右に移動できます.初期表示の開始時間は環境設定で指定出来ます.環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
[■4章-カレンダー]
メニューパッドからカレンダーアイコンをクリックするか,ウィンドウから「カレンダー」を選ぶと,下記の住所録ウィンドウを表示します.
§月カレンダーと週カレンダーの表示
月カレンダーアイコンと週カレンダーアイコンのクリックでカレンダー表示を切り替えます.
月カレンダーから週カレンダーに切り替える場合,日付を選択していれば,その週を表示し,選択がなければ,カレンダーの一番上の週を表示します.
週カレンダーから月カレンダーに切り替える場合,日付を選択していれば,その月を表示し,選択がなければ,週の1番左の日の月を表示します
.
それぞれのカレンダーは,下記のマークで,その日のスケジュールや休日を表しています.
週スケジュールの場合は,スケジュール内容を日毎に10個まで表示します.
日にちをダブルクリックすると,その日の日付でスケジュールウィンドウを表示します.
スケジュール入力が,カレンダーのマークに反映するのは,カレンダーがアクティブ(一番上のウィンドウ)になったときです.またセーブを行ったときも再表示します.
§表示データの移動
表示移動アイコンクリックで日付を移動出来ます.シフトを押しながらクリックすると,月カレンダーは年単位で移動します.
検索メニューにも,データ移動のため「次の月(または週)」と「前の月(または週)」があります.
本日アイコンクリックで,本日を表示したカレンダーに移動します.
§カレンダーの開始曜日の変更
カレンダーの開始曜日を変更出来ます.カレンダーの開始曜日は環境設定の「左端の曜日」で指定出来ます.環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
一時的に開始曜日を変更する場合は,曜日シフトアイコンをクリックします.月カレンダーの場合は,曜日を1つづつローテーションして表示します.週カレンダーの場合は,1日づつ次の日に表示をシフトしていきます.
§女性のための少し便利な機能
カレンダーに生理の予定日を表示出来ます.旅行や,お出かけのスケジュールを立てるときなどに利用して下さい.
カレンダーの右上端の部分をクリックすると設定値入力用のダイアログを表示します.下記のボタンは通常は何も表示していませんが,マウスクリックすると表示します.
設定値を入力してOKボタンを押すと,カレンダー上に「x」マークで生理予定日を表示します.この表示は,一旦ウィンドウを閉じる消えます.再度表示したい場合は,もう一度ダイアログを表示しOKを押して下さい.
入力した設定値は記憶しています.
(レジストレーションが完了している場合のみ)
[■5章-確認表]
メニューパッドから確認表アイコンをクリックするか,ウィンドウから「確認表」を選ぶと,下記の確認表ウィンドウを表示します.
§確認データの入力
入力アイコンクリックで,確認データ入力ダイアログを表示します.
各項目を入力し,登録ボタンで確認データを登録します.
レベルは,最優先,優先,普通,劣位,最劣位の5つから選んで下さい.ソート順をレベル順にした場合に,最優先から最初に表示します.
期日は必須の入力項目ではありませんが,省略するとソート順を日付にした場合に一番最後に位置付けます.期限の日付は必ずyyyy.mm.ddの形式で入力します.例えば1996年1月1日の場合は,「1996.01.01」のように月と日も2桁で入力して下さい.
ロックデータを入力する場合は,予め「鍵を外す」でロックを解除した状態でないと,ロックの設定はできません.ロックデータについては,まとめて「9章-データ保護機能」で説明しています.
§入力完了した確認データの変更
変更したい確認データをダブルクリックして下さい.入力時と同じ確認データ入力ダイアログを表示します.確認が完了しているデータ(取消線の引いてあるデータ)は変更出来ません.
§確認データを確認済みに
確認済アイコンクリックで,選択中の確認データを確認済みにします.もう一度クリックすると確認済みを解除します.確認済みのデータは下記のように2本の取消線で表します.
§確認表データの削除
ごみ箱アイコンクリックで,現在選択中のデータを削除します.削除すると下記のマークが付きます.
確認表ウィンドウを閉じるか,保存する前なら,ダブルクリックで変更入力すると削除の取り消しが出来ます.
§データのソート
ソートアイコンクリックで,データの並びをレベル順,日付順に交互に切り替えます.ソート時に入力データがファイルに保存されていない場合は,ソート処理前に保存処理を行うかどうかダイアログで確認します.ソートするには一旦保存処理を行って下さい.
§確認済みデータの表示非表示の切り替え
済データ表示のチェックを外すと確認済みのデータは表示しません.チェックすると表示します.表示切り替え時に入力データがファイルに保存されていない場合は,切り替え処理前に保存処理を行うかどうかダイアログで確認します.切り替えするには一旦保存処理を行って下さい.
[■6章-メモ帳]
メニューパッドからメモアイコンをクリックするか,ウィンドウから「メモ帳」を選ぶと,下記の住所録ウィンドウを表示します.
§メモの入力
入力アイコンクリックで新しいメモを用意します.メモの入力だけは他の入力データと違い入力のダイアログはありません,直接ウィンドウに入力します.
タイトルはメモの1行目を利用するので,なるべく1行目は入力するようにして下さい.
空白のメモ(1文字も入力していないメモ)は登録対象になりません.
ロックデータに設定する場合は,予め「鍵を外す」でロックを解除した状態でないと,ロックの設定はできません.ロックデータについては,まとめて「9章-データ保護機能」で説明しています.
§入力完了した確認データの変更
表示データを直接変更して下さい.ただしメモ内容を全て空白にしても,空白メモは更新対象になりません.
入力日はデータを変更しても元のままの日付を表示します.
§メモの削除
ごみ箱アイコンクリックで,現在表示中のメモを削除します.削除すると下記のマークが付きます.
削除直後なら,何か文字を入力することで削除の取り消しが出来ます.他のデータへ移動してしまうと削除の取り消しは出来なくなります.
§表示データの移動
表示移動アイコンクリックでメモを移動します.検索条件を設定している場合は,検索条件に合ったデータのみの移動になります.指定方向に対象データが無い場合はシステムビープを鳴らします(表示データはそのままです).
全データを対象に移動したい場合は,検索メニューから「検索解除」を選んで下さい.検索条件設定中は,下記の検索設定中アイコンを表示しています.
検索メニューにも,データ移動のため「次を検索」と「前を検索」があります.
§検索条件の設定
検索アイコンクリックで,検索設定ダイアログを表示します.
検索文字を入力します.
検索文字は,8個まで,ヒストリを記憶します.検索文字入力の右にある▼をクリックすると過去の検索文字をポップアップから選べます.
ヒストリはアプリケーション終了まで有効ですが,一旦終了するとクリアします.8件以降は古い物から消えていきます.このヒストリは住所録の検索と共有しています.
高速検索をチェックすると,タイトルと入力日のみを検索します.チェックを外すとメモ内容も検索対象にしますが,動作は遅くなります.タイトルはメモの1行目が利用されます.
§一覧表の表示
一覧アイコンクリックで,メモ帳一覧表ダイアログを表示します.
一覧部分をクリックすると,メモウィンドウに対象データを表示します.
検索条件を設定している場合は,表示するデータは検索対象になったデータのみとなります.高速検索をチェックしていない場合でデータ件数が多いときは,しばらく時間がかかります.
§クリップボードにあるテキストのクリップ
クリップアイコンクリックで,現在Macのクリップボードにあるテキストを,新しいメモとして登録します.クリップ時にはカシャっと軽快な音がします.
[■7章-データの保存]
ファイルメニューから「保存」を選ぶと変更したデータを保存します.この保存は修正部分のみを高速保存します.
一番最初の起動時にファイルを選択しなかった場合や,途中で新規にした場合はファイル名入力のダイアログを表示するので,ファイル名を入力して保存します.
保存が完了していない状態で終了すると,終了前に保存するようにダイアログで保存をするようにメッセージを表示します.
※
ここまでの説明で基本的な機能の説明は終わりです.
これ以降の章では,1章〜7章で説明できなかったことと,更に便利な機能を説明します.「JTマニュアル2」に進んで下さい.
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HIRO. Jan/1996